猫が帰ってこない…5日過ぎても大丈夫?帰宅を妨げる「ボス猫」(縄張り)の理由と実例

脱走した猫が、家のすぐそばまで来ているのに帰ってこない。その原因のひとつが、近所に縄張りを張る「ボス猫」の存在です。強い野良猫がいると、飼い猫は警戒して家に近づけません。

迷子猫の捜索を専門とする、ペット探偵団ファインドの捜索チームです。今回は、5日間帰らなかった猫が、捕獲器でボス猫が一時的に離れた隙に帰ってきた実例を紹介します。周囲の猫が帰宅を妨げているとき、どう探せばよいのかをお伝えします。

限界の5日目に依頼したら、捕獲器にかかったのは「ボス猫」だった

脱走した猫を捜索する様子

愛猫がいなくなって5日目。「そのうち戻る」と待っていた飼い主さんも、自身の体調がすぐれず、ついに「このままでは見つけられない」と限界を感じました。悩んだ末にペット探偵団ファインドへ連絡すると、その日のうちに捜索員が駆けつけます。

設置した捕獲器には、すぐに野良猫がかかりました。これがこの近所を縄張りにしていた「ボス猫」でした。このボス猫が一時的にいなくなったことで、飼い猫は安心して戻れる状況になります。

ボス猫が離れた翌日、自分で玄関に戻ってきた

無事に帰宅した猫

捜索員が来た翌日の午後、猫は自分で玄関に戻ってきました。ところが病院に連れていくと、事故にあって骨盤を骨折しており、手術が必要との診断です。体重も600g落ち、ほとんど食べられていませんでした。

もう1日遅れていたら、翌日は冷たい雨で、また姿を隠していたかもしれません。体力が残っていた最後のタイミングで帰ってこられたのだと、飼い主さんは振り返ります。

なぜ「周囲の猫」が帰宅を妨げるのか

近所に縄張りの強いボス猫がいると、飼い猫が帰宅できなくなることは珍しくありません。ボス猫が餌場やテリトリーを占有していると、臆病な飼い猫はそこを通れず、家のすぐそばまで来ても引き返してしまうからです。今回は捕獲器にボス猫がかかり、一時的に縄張りから離れたことで、その隙に飼い猫が自力で帰れました。

事故や怪我で体力が落ちている猫ほど、この壁は大きくなります。早期に依頼し、タイミングを逃さず動けたことが、骨折を抱えながらの帰宅につながりました。

周囲の猫が原因かもしれないときの対処

  • 縄張りを持つ野良猫(ボス猫)に注意する:飼い猫は見慣れない猫に臆病です。ボス猫がいると、すぐそばまで来ていても帰れません。野良猫が姿を消したり居着いたりする理由は野良猫が突然いなくなる本当の理由でも解説しています。
  • 捕獲器が状況を変えることがある:本件のように、ボス猫を一時的に確保することが、飼い猫の帰宅を後押しする引き金になります。
  • 怪我や事故の見えないタイムリミットに注意する:体調を崩した猫は、最後の力を振り絞って帰ってくることがあります。「あと1日」が結果を分けることもあるため、判断は早いほどよいです。

何日も見つからなくても、帰ってくる確率と日数の目安は迷子の猫は帰ってくる?確率と日数を、どこを探せばよいかは脱走した猫はどこを探す?をご覧ください。

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よくある質問(猫が帰ってこない・ボス猫)

猫が5日帰ってこないけど大丈夫ですか?

5日を過ぎてから再会できた例はたくさんあります。近くに潜んでいることも多いので、あきらめず家の周りを静かに探し続けてください。

ボス猫がいると帰ってこられないのですか?

強い猫(ボス猫)が縄張りを見張っていると、気の弱い猫は帰り道を通れず遠回りしたり、近くで隠れて動けなくなることがあります。

縄張り争いで負けた猫はどこへ行きますか?

いつもの通り道を避け、少し離れた物陰や別のルートに潜むことがあります。家の近くでも、普段は見ない方向を確認してみてください。

5日以上見つからないときにできることは?

警察・保健所・動物病院への連絡、迷子掲示板やSNSでの発信、静かな餌場づくりを続けましょう。目撃情報を広げることが再会につながります。

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執筆・監修:ペット探偵団ファインド 捜索チーム / 運営:株式会社ファインド

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